女子力高い末っ子(4歳)が、盗んだバイクで走り出す。

生まれ持った女子力

年少の末っ子はプリンセスが好きでお化粧、ネイルも大好き。小さいときから女子力高めの女子でだった。

 

そして同じクラスの女子たちも、たまたまだが 女子力が高い。

 

昨年、家族で西表島に旅行に行ったのだがそのときクラスの女子たちと

「旅行で何を着ていくといいか」ということを真剣に話し合ったらしい(笑)。

 

彼女たちのアドバイスの結果、末っ子は「初日はアリエルのワンピース浴衣を着る」ことに決めた。

 

飛行機での搭乗でCAさんに「可愛い」と言ってもらえて満足気だったので、友人たちのアドバイスは的確だったと思われる。

女子といえばお手紙交換

末っ子の保育園ではお手紙交換は禁止だ。

トラブルのもとになるからだろう。

 

その代わり、先生の前でなければいいのでみんなお手紙があるときはお迎えの駐車場で渡す。

 

駐車場で渡すには親が同じような時間でお迎えにこないと難しいので、たまに遅くなると『今日お手紙わたしたかったのになんでこんなに遅いんだ』とお叱りを受ける。

 

早く来いって言ったかと思えば今日はお友達と話してたから遅い方がよかったとか、まぁ勝手なものなのでタイミングがあえばという感じではあるのだが。

 

ある日保育園カバンにお手紙を忍ばせた末っ子。

帰りにまた渡すのかと思ったら『今日はこっそり渡せたよ』と。

 

こっそりって何、と思ったら帰りの時間で先生が見ていない隙に、背中で壁を作りサッと渡すのだという。

 

3歳児もなかなか賢い。

 

次のときは、今日も渡せたと上機嫌で、というかニヤニヤしながらトイレから出てきた。

 

どうしたのかと思ったら、今日はトイレでこっそり園服の下に忍ばせて渡したのだという。

 

「末っ子ちゃん、ヤンキーじゃないんだから」と私。

 

なんでヤンキーが出てくるのと、上2人も会話に入ってきたので

 

「昔のヤンキーは先生に隠れてこっそりトイレでタバコを吸ってたのよ。

でもちょっとおバカだから吸い殻をトイレに捨てるのよね。んで結局先生に怒られるという。

だから末っ子ちゃんたちの発想がヤンキーだなと思ったの」と私。

その話を聞いて子どもたちは『ヤンキーってアホだな~!』とウケていた。

 

「お母さんが中学生のとき、それやって犯人はだれだ~って実際なったのよ。パパのときはなんかなかった?」とそばにいた夫に聞くと

 

「パパのときは、自転車で廊下を走るヤンキーがいた」

 

子どもたち大爆笑。

 

「君たち大笑いするけどね、昔は夜中にバイクで廊下を走り回ったり、バットで校舎のガラスを割るみたいのが流行ったらしいのよ」

 

子どもたち、“ヤンキーの発想っておもしろいね”、みたいな感じでウケていて、当時のヤンキーが聞いたらバッドもって殴り込みに来るだろうなとちょっとヤンキーを気の毒に思った。

 

そして夫婦で尾崎豊の「15の夜」を大合唱(ただし世代じゃないのでうろ覚え)。

改めて歌詞をみるとすごい時代だな。

 

めちゃくちゃ家裁の人を思い出すわ。

 

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子どものころうちの実家には「家裁の人」と「マスターキートン」と「美味しんぼ」があった。

 

家裁の人はあまりよくわからなかったけど幼少期に読んだ漫画ってなかなか血肉になるよね…。

「そういやこの歌のアンサーソングをマキタスポーツが歌ってる」と夫が言うので検索する。

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↑この曲、正式な音源としては発表されてないらしいんですが、ライブでは確かに歌っているらしい。ここから聞けます。

 

もう歌詞だけでマキタスポーツ天才だなってわかる。

この歳で教習所に通うなんて

恥ずかしいやら みっともないやら

だけど定年したら長年の夢 それはツーリング

とにかくもう長いワインディングロードを走りたい

そして子供たちはみんな巣立っていったし

働き詰めだった自分にご褒美 

だけど買ったばかりのバイクを盗まれた

どこのどいつだ バカヤロー

退職金をつぎこんだあの宝物を

 

俺のバイクに女と2ケツして

星空なんか見つめて

自由になれたような気がしてんじゃねえぞ

それは自由じゃねえぞ 犯罪だぞ

 

俺の仕事 それは学校の教職員

今日が最後の仕事 定年の日

だけど夜のうちに窓ガラス割られてた

どこのどいつだバカヤロー

大体見当つくぞ

お前だろ 尾崎

 

59の夜

 

 

引用 https://note.com/you_aoki/n/ndb37e4c2aed0

 

マキタスポーツは1970年1月生まれ(56歳)なのだが、これを40代で書いたというのもすごい。

 

動画を探していたらもうひとつマキタスポーツが尾崎豊の曲で歌っていて面白かったからあげとく。

15の夜がリリースされたのは1987年、約40年前だ。

 

「今の時代ヤンキーは流行らないらしいよ」と夫。

 

《暴力や気合で解決する古典的なスタイルは時代遅れとなり、集団の連帯よりも個人のライフスタイルが重視されるようになったため》らしい。

 

しょうもない犯罪して自分の人生落とすなんてコスパ悪いもんね。

ギャルになりたい末っ子

うちの真ん中の息子はヤンキーになりたくて、キーホルダーのボールチェーンをつなげてネックレスを作っている。

 

将来はそれをつけて車を改造したいらしい。

 

でもうるさいのは近所迷惑になるのでそこは気を付けると言っている(気遣いのできる男)。

 

尾崎豊の歌に爆笑していた末っ子だが、本人はヤンキーじゃなくてギャルになりたいんだと主張する。

 

すると夫、「ギャルは見た目じゃなくてマインドらしいよ」と。

 

…なんでそんなにヤンキーやギャルに詳しいんだ。笑

 

AIに聞くと《かつての暴力的・集団的な不良文化は消滅傾向にありますが、その精神(仲間意識、特攻服の美学など)は、マンガや映画などのサブカルチャーとして残っている面もあります》というから合ってるっぽい。

 

家では傍若無人、好き放題やって姉兄から文句を言われる末っ子にギャルマインドがあるようにも思えないが、保育園で仲間外れにされたお友達と一緒に遊んであげる優しさは持ち合わせているようだ(保育園の先生談)。

 

人に迷惑をかけず優しくできるならギャルでもヤンキーでもかまわないよ。

 

と、そんなことを考えた母38の夜。

 

おわり