お盆での帰省中、たまたま連絡をとった幼馴染から
「実は3人目を妊娠中で…年明けに出産です(^^)
またいろいろ教えてね!」
という返信がきた。
一瞬 固まったわたし。
春に会ったとき「離婚が頭をよぎる」って言ってなかったっけ。
2人の幼児を抱える彼女はワンオペと身勝手な旦那さんに振り回されて精神的に追い込まれていた。
もともと真面目でがんばり屋、精神的な病いの経験もある子だから表情も良くないしは不調がみてとれた。
とにかく原因はポンコツな夫だ。
家族がいるというのに自分勝手でしかも遅漏という激やば物件だ。
見た目でいうと誰に似てるかな~と考えるとこの方。
キングオブコメディの今野さんに雰囲気は似ている。
今野さんをもう少し濃い顔にしてパーツを真ん中に集めた感じだ。
柔らかい口調でおっとりと話し、外面だけがいいという感じもない。
穏やかで高学歴、ちゃんと稼いでる人だ。
でも遅漏である。
いや、こういうとき「好きで遅漏なわけじゃないんだから」と言いたいんだけど、
“遅漏 原因”って調べるとフォローができない。
結婚式を挙げてすぐの彼女から相談された最初の悩みがソレだったからショッキングな旦那である・・。
———以下ポンコツっぷりを箇条書きにする。————-
・妻に内緒で2回転職をする
・転職した関係で、新築の注文住宅を売りに出す(居住期間1年未満)
・突然の海外赴任(本人ルンルン、妻2人目妊娠中)
・子どもをお風呂にいれられない
・寝かしつけができない
・妻なしで子どもと半日一緒にいられない
・子どもを公園に連れて行ったことがない(上の子4歳)
・妻と揉めるとフキハラを行い相手を委縮させ折れさせる
・転職後は仕事を理由に育児をしない
・「子どもを預けたい」と妻がお願いすると「俺も疲れてる」と言う(よくあるやつ!)
・2人目が生まれて2年たつが妻は一人で遊びに行ったことがない
・1人で行動するのが苦手で休みの日は妻と行動したがる(ダルすぎ)
・遅漏 ―完―
なぜ。なぜ????
こんな状況でなぜ作ったの、というのはネットでよく聞く話だ。
彼女自身、夫がいない方がいっそストレスがないという自覚もしていた。
離婚の話まで聞いたその日、彼女と子どもの接し方を見てもわりと参ってる感じがして心配だった
(彼女自身が心配というより、そんな母を見ている賢い上の子が私としては心配だった)。
いや夫婦のことは夫婦にしかわからないのだ。
あれからきっと関係がよくなったんだ。うん…。
モンスター義嫁の話。
時同じくして、義嫁も3人目を妊娠したと義父母から聞いた。
この義嫁はもっとヤバい。
引用:https://ddnavi.com/interview/399150/
すごい似てるってこともないけど辛酸舐め子さんにちょっと似た感じの義嫁。
おっとりした話し方で害がなさそうな見た目をしていらっしゃるのだが
ところがどっこい。
結婚してからのことをあげだしたらキリがないのだが、
とりあえず彼女に振り回されて優しい義母は何度か疲れから泣いている。
私は義母が大好きなので、それもあってこの義嫁が好きではない。
まずこの嫁はほぼ家事をしない。
最近ではそれも珍しい話ではないし共働きなら協力すればよいのだが、
家事をしない嫁にありがちなのが協力する気がほぼないというところ。
2人目の育休があけて激務の職場になったことを言い訳にさらにやらなくなったらしい。
話すと超大作になるので直近の話で、時系列にしながらがんばって箇条書きにしてみます。
—————————————————————————
・夫は朝6時起きで朝ごはんと嫁の分の弁当も用意して出勤
・義嫁はフレックスなので保育園に子どもを送り9時出勤だが
いつもギリギリに家を出る
・フレックスではない夫がなんとか保育園お迎え
・夫は帰宅すると洗濯ものをたたみ、食器を片付け、夕食準備、2人の子の風呂、寝かしつけ…
・義嫁は弁当箱を洗わない
・夫は肉体的にも精神的にも追い詰められ子どもに手をあげることも…
・見かねた義父母が保育園のお迎えを申し出る
・優しい義父母は2人の子のお迎え、夜ご飯、お風呂、歯磨きまでして自宅に送り届ける毎日
・週5で祖父母お迎えは母のプライドに関わるらしく週4にしてと言われる(めんどくさい)
・家事を手伝われるのを嫌がるので(自分やらないのに)義父母は夫婦がいない昼間に、息子の負担を減らすため家事をしている
・結婚してから一度も「ありがとう」と言わない(!)
・「仕事つらいから早く3人目妊娠して育休とりたい」という強烈発言
(自分は子育てをしないのでできる発言だろう…)
・激務で疲れているのでまとわりつく子どもにイライラしている
・祖父母がいても夫婦の雰囲気がピリピリしていることがある…
周りが助長している感はあるけれど…。
こう書いてもすごい嫁である。
お礼を言ったことがないなんてことある?と思うんだけど、
例えば夜に祖父母が子どもを自宅へ送り届けると「おかえり~」というだけな感じ。
普通なら社交辞令でも「すみませんお義父さんお義母さん(;’∀’)」とか言いそうなところだが
心臓にジャッジメントチェーンでも刺さってるのか?と思ってしまうくらいスルーなのだ。
私もその現場を何度か見たことがある。
義父母が気を遣って「これやっとくからね」とか「これ持っていってね」と言うと
『はーい』とか『けどそれ家にあるからいらんかも』などと返して
本当に会話が終わる(敬語もあまり使わない)。
小指の鎖だけでここまでスルーできると逆に感心する。
よくありがちなヒステリックや嫌味でやってるとかそういうのは全然ない。
『はぁ』とか『そうだねぇ』」とか曖昧な表現をしてぼんやりしているだけなのだ。
義父母もそんな嫁放っておけばいいし、手を出し過ぎじゃないかと思うんだけど、
息子がしんどそうなのと、孫が心配でもう諦めているという状態。
結局、最近は義父母が週5で夕方から孫2人の面倒を見て自宅に送り届けると、
ときどき夫婦2人とも帰宅しているんだから夫婦で身勝手もいいところである。
* * * * * * * *
妊娠した嫁は他県の人とはコロナが怖いから帰省最終日まで会わない、と聞いていたが
結局子どもの面倒が一人で見切れなくなったらしく早々に来た。
指には婚約指輪とおぼしきダイア付きの指輪をしていた。
独身の人にはもしかしたらわからないかもしれないが、
結婚すると石がついた婚約指輪は日常使いにむかないデザインが多いから
(子どもに当たるとケガをすることも)付ける人は減るものだ。
――――どうやら脳内はHAPPY HAPPYらしい。
律する小指の鎖ことジャッジメントチェーン
呪術廻旋に続き、ハンター×ハンターにもハマっている姪っ子の写真が送られてきたので見て欲しい。
「家でボールチェーンを見つけたとき『これだ…!』って閃いた」
と話してくれた小4女子の笑顔が眩しい。
彼女は声オタの素質もあるから将来有望だ。
もうなんでもいいから人類子どもはみな健やかに育ってほしいと切に願ったお盆でした。
おわり