家事の中で苦手なのはアイロンと裁縫だ。
さすがに子どもが3人もいるとワッペンつけたり
繕い物をすることもありそれなりにはやるけど。
中学のとき玉結びと玉止めの仕方を習ったが
一か八かで親指と人差し指をこねるという原理の
意味がわからなかった。

これを読んでも未だにわからない。
こんな人差し指や親指の加減次第で
きれいに結ばれるわけなくない??
それとも人差し指を押し出すときに
糸の先っぽを輪の中に入れる手品みたいなことしてるの???

この悪い例なんて悪くないよ。
私のなんてもっと穴が何か所かできる
くちゃくちゃ玉よ。
大人になってもう少しやりやすい方法があると知り
少しは苦手意識がなくなった。
母に教えてもらったのがこれ。

じゃあ少しはできるようになったかと言うと
今度はミシンで下糸が絡まったりした
苦い思い出もあってやっぱり得意ではない。
結局子どものナフキンや給食袋は母と妹が
縫ってくれた。
しかし、だ。
着物を着るというのは実は針仕事とセットである。
それを知ったとき愕然とした。
この本でも同じようなことを愚痴っていた。
この本、着物を着始めた人におすすめの本です。
そしてネットを見ると縫いものってやり方がいろいろあって
正解がわからないから余計混乱する。
それでも私には着付けの先生がいるから
本当にありがたいことだ。
「このやり方は着物が傷むからダメ」
「これやると貸衣装屋さんに怒られるわよ」
「上手に縫えたらこれは便利だけど、着付けたとき
失敗に気付くと糸を解かなきゃいけないから辞めた方がいい」
半襟を縫うだけでなく開いた帯を縫うやり方も教えてもらった。
袖の袂(そでのたもと)が傷んでいる着物の
縫い方も教えてもらった。
――そうこうしてるうちに縫うのがちょっと楽しくなり
調子にのって子ども用の浴衣を縫うことを思いつく。


息子が選んだ「干された猫柄」かわいい。
しかしド素人のため、裁断の時点で間違えてもだえる。
なんで私ってこうなったらヤバいけどよっぽど
失敗しないだろうと思ったことをやってしまうんだろう。
足りなくなったところはなんとか継ぎ足して
完成予定図はできました。

スタートは2025年8月23日。
さて、夏が終わるまでにできるのでしょうか。
ていうか本当にできるのだろうか。
つづく。