胎内記憶とは
「胎内記憶」とは子どもがお母さんのお腹の中にいたときの記憶のことを指します。
科学的な根拠は未だ解明されていない神秘的なものですが、3人に1人の割合で胎内記憶が残っているという研究データもあります。
ー保育のひきだしより
半信半疑ではあるけれど、ちょっと気になる胎内記憶の話。
空振りだったなんて話も聞くし、あまり期待していなかったのに聞いてみたらめちゃくちゃ感動してしまった笑。
何回も聞くと話を盛りだすとか、リラックスしたタイミングがいいとか、わりと一発勝負なものという感じがしたのでタイミングは見計らっていました。
3〜4歳前後がいいと聞き、うちは言葉も早かったので3歳の誕生日、夕食終わりの時間があるときに固定で隠し撮りしながら聞いてみました。
以下その話。
「お腹の中でなにしてたの?どんな場所だった?」
『ピンクのロボットとあそんでた』
『おなかの中はくらくないしこわくない、あったかかったよ』
『おなかの中におふとんの部屋があった。
2つ部屋があった、寝る場所は奥。寝る場所から生まれたんだよ。
(でも)寝てたわけじゃない、カリカリで寝られなかったから違うおふとんの部屋にいたの。(そこで)ずっとあそんでた』
ピンクのロボットというのが特に「?」でした。カリカリの部屋?2つ?
よくわからないけど、なにか記憶があることは確かな感じがして、これは…!と思いました。
寝てたんじゃなくて遊んでた、というのが遊ぶの大好きな娘らしいです。
「どこから出てきたの?お股から?」
私は陣痛14時間からの緊急帝王切開でした。
「お股から」と誘導するように聞いたのはわざと(※基本的には誘導して質問しない方がいい)です。
『おまたからじゃない、からだからだよ』
『ドアがあったよ、もっと大きいドアから出たの』
これは…!!!!と思った瞬間でした。
帝王切開のことを話したことはない(お風呂で傷口のことを聞かれたこともなかった)ので。
「どうやって出てきたの?」
『お水の中だったけど、流れてなくなっちゃった』
『さむかった、つめたかった』
出産の際、私は破水したのでそのことかなと思います。
もちろんそんなこと娘に話したことはない。
『ぎゅーーーーってなるの(目をつむって縮こまる仕草で >< )
お母さんがぎゅーーーーってなると痛かった』
陣痛のことを言っているように思います。
陣痛って波みたいにきますよね。
波がきたとき、私痛くて毎回縮こまってた覚えがあります。
その後 胎児の心音が低下し、緊急の帝王切開になりました。
そういえばあのとき、先生が「お母さんすっごく頑張ってくれたけど、赤ちゃんが苦しくなっちゃったからお腹切るね。頑張ってくれたのにごめんね」みたいなこと言ってくれたの覚えてます。
哀川翔みたいな茶髪でガラ悪めな見た目の先生にやさしい言葉かけられてホッとした覚えが。
でもただ私のいきみが下手くそなだけだったらしい笑。
苦しい思いをさせてごめんよ。
そして今さら先生のやさしさが染みる。
『(どうやって出てきたかと言うと)階段みたいだけど、ボールみたいな感っじ、コロコロしてくるの』
『(でも)カリカリで開けられなかったから、ちがうドアにした』
『ちがうドアは近くにあってすぐ見つかった』
(「がんばってくれたんだね」という問いに)
『がんばってくれたんだよ。つかれてないよ、元気だったよ』
ドア(お股)が開かないから帝王切開で開けたドア(お腹)から出てきたんだ…。
胎内記憶すげぇぇぇ。
「ロボットはどうしたの?」
『ロボットは一緒に出てきたよ』
『ロボットはお母さんって名前。○○(私の名前)っていうの、お母さんと同じでしょ』
・・・ロボットとは、私のことだった・・のか?
私は第一子だった娘の妊娠中、妊娠の違和感や少しの気恥ずかしさもあり、そんなにお腹をなでて話しかけるようなことをする母親ではありませんでした。
心の中ではたまに、話してましたが。
『(お腹の中で)お母さんの声聞こえたよ。ロボットだと思ってた』
というふうにも言っています。
ただの推測にしか過ぎないし親しか感動しない話ですが、なんだかぎゅっとなったのを思い出します。
ものは試しだ。ぜひチャレンジを
記事書くために動画見返したら泣けました笑。
しっかり話せる子でしたが、3歳のたどたどしい話し方や仕草も含めて、なんかこう、有り難い気持ちになるというか。
やってみる際はぜひ聞くタイミングや場所を注意して、またその子の特性に合わせて聞いてみてください。
下の子にもやってみるつもりですが、わりとマイペースな性格で、言葉も上の子ほどではないのでうまくいく気はしない笑。
あ、そういえば「どこから来たの?」という質問の仕方もあるそうです。
空からきた、とか神様がいた、なんて回答する子もいるとか。
ぜひやってみてください〜。