【ざっくん!ショベルカー/竹下文子・鈴木まもる】
竹下文子さんのこのシリーズはどれもいいんですけど、これはショベルカーの可愛さが出てて好きです。
ショベルカー1号(小)、2号(中)、3号(大)と出てきて、それぞれが役割をもって仕事をする様が応援したくなる愛らしさ。


ラストは一週間はたらいたショベルカーたちが「のんびり のんびり のんびり」と過ごして締めくくられます。
ごみ収集車の本なんかは、早朝のごみ置き場にカラスが舞い降りてくるところから始まり、ラストはいったん施設にごみを捨てに来た収集車が、残されたごみを再び集めに出かけていくという、ドラマチックで働き者な様子が描かれます。
それに比べると親しみがわくし、日常で目にしたことのある風景もあったり普段の会話に溶け込めそうなところがいいです。
【くるま はこびます/小風さち・鈴木周作】
キャリアカーの、本です。
キャリアカーなんて子どもをもつまで気にも留めたことなかったんですが、男の子的に車をたくさん乗せて走るその姿はロマンがあるみたいですね。
うちの子はこの絵本を読んでから、ニューブロックでキャリアカー作って(ちゃんとふみいたも作って笑)手持ちの車を運んでいます。


鈴木周作さんの優しいタッチで描かれるキャリアカーは、見ていて癒されます(実際のキャリアカーに癒されたことはないけども)。
「こうやって乗せるんだね」
「ちゃんとタイヤを固定するんだね」
「全部運ぼうと思ったら6人の運転手さんがいるけど、キャリアカーなら1人で6台も運べちゃうのすごいよね」
会話も弾みます。
【のびるじどうしゃ/平山暉彦】
これ個人的に当たりでした。
のびると聞いてすぐに思いつく身近な車は、消防はしご車と高所作業車でしょうか。
この本には鉄くずを運び出す車・マテリアルハンドリング車。
工事現場ではたらくかにクレーン車。かにクレーン、名前と形が特徴的なのでトミカの本で知ってはいたのですが、実際に動かしているのを見たことがなかったので新鮮でした。


他にも飛行場ではたらくハイリフトローダー。
コンクリートポンプ車。←これ、「おたすけこびと」の絵本にでてきますよね。生クリームを運んでいた車です。調べ方がわからなくて、やっと名前がわかりました笑。
高速道路ではたらく車・遮音壁 背面点検車(しゃおんへき はいめんてんけんしゃ)。ひらがなで書いてあって、最初読むのに苦労しました。
こんなの見たことないですが、面白いですね。

【トミカの迷路】
3歳の息子が延々と読んで(?)いる本です。
大型本で、トミカの世界の迷路が見開きでのっています。

トンネルに駐車場に町に・・いかにも男の子が好きって感じ笑。
問題が何問かあって、ただゴールするだけじゃなく「風船をもってる子のところを全部通って」とか「交番に行くにはどうするか」「消防署には?」といった感じで結構やり込むことができます。
3歳くらいだと少し難しいですが、彼らはトミカを眺めているだけで楽しいので、問題は後々楽しめばいいかなという感じです。問題全部解けるのは5歳くらいな気はします。
まとめ
3歳・年少の息子が今ハマっていて私も好きなはたらく乗り物の絵本の紹介でした。
息子は寝ても覚めても車という感じで、いろいろ読み聞かせても結局車の本ばかり読みます。いつも同じようなのを持ってくるので、一緒にいるお姉ちゃんは「また?」と飽きていますが。
けれど好きなものを突き詰めることも大事なことだと思うし、面白い本なら読んであげれば車以外でも聞いてくれるので、今はとにかく息子好みで私も楽しめるものを増やしています。
全然興味なかったですが、車も楽しいよね^^
※画像はAmazonからお借りしました