2人目3人目の中絶を考えてる人に。“肯定派”の意見を集めてみた

肯定してほしい、なんて自分勝手だと、自分を責めないで欲しい

以前も書いたけど、「中絶しないでよかった!」「子供やっぱり可愛いよ!」ってブログは結構出てくるんだけど、ごめんなさい、私はもっと私に都合のいい話が聞きたかった。

 

けど探してもほとんど出てこなくて。

そりゃまともな人は「中絶しました」なんて書けないよね。

闇が書いてありそうなTwitterを漁ると、「不倫して中絶したくせにマウントとってくんな」という愚痴か「…あのとき中絶しなければよかった。ほんと後悔してる…」という苦しみが出てくるのでしんどくて見るのやめました。

 

とはいえ、当ブログに悩んでる方が来ているのなら私にできることはしたい。

当然ながら、中絶してほしいわけじゃない。

けど無理なものは無理なのだ。中絶を選択することへの罪悪感を抱かせる社会の仕組みに抗うことは決して自己中ではないと、私は思ってる。一人じゃないよ。

 

 

▶つわりが辛くて殺すなんて…って声が聞こえてきそうですが、こればっかりはなってみないとわからない。私も入院して中期に入るくらいには落ち着いたけど、本当に、本当に苦しいよ。つらさを比較することは無意味だし良くないとは思いますが、少なくとも風邪で3日寝込んで「死ぬかと思った」って言ってる世の夫君を見ると「絶対妊娠も出産も耐えられないだろうな」と思います。

▶これなぁぁぁぁああああ!!

 

またこれも書きたいなって思ってるんですけど、妊娠は死ぬほど怖いんだけど、行為はしたいんですよ。けどそれ言うとただ快楽求めてるサルかよ、って言われる。おかしくないですか。愛されてると感じたい、安心感を得たい…それらを性行為以外で補いあえるほど聖人君主な人間はそう多くないと思うんだけどな。

 

▶中絶同意書を偽造すると罪に問われるとか言いますが、実際弁護士事務所の回答なんかを見ても、勝手に中絶しても、裁かれるわけじゃないんですよね。

でないと女性に出産を強制させることになってしまうので。憲法違反になってしまいます。

 

法律が絡む話は他にもあります。

そもそもどこまでを“胎児”とみるかとか。

胎児は相続権がありません、産まれるまで。そういう考え方もありますが、私は「母体から出して一人で生きられる」のであれば人として認められると思います。

 

母親の力を借りなければ生きられないのであれば、それをどうするか決めるのは母親自身なのではないか。どこかのサイトで見たのですが「妊娠の中断」という言葉を女性に使わせて欲しいと思います。

 

▶これ、すごくいい記事だったのでぜひ目を通して欲しいです。

うちもこのパターンで、夫は「中絶を選択した場合、子殺しをすることになるのは耐えられない」と言われました。

 

言われた私は「は?自分なにも傷つかないのに??」と思ってしまいましたが、世の中にはこういう男性もいるということも、ひとつ社会に示して欲しい例だと思います。

 

同時に重要なのが後半で、大日向学長は「中絶に苦しむのは女性だけというのは、たしかに固定観念です。同様に女性に母性を望む固定観念も見直しが必要なのではないでしょうか。」と端的に明確に回答されているのが本当に素晴らしいと思いました。

 

女性自身ももっているこの固定概念。そして女性自身もそれに苦しめられている。

女性も男性もこれに縛られない世の中になって欲しい。

▶ネットでなかなか中絶に関する話が聞けない中、私も外国の方のブログやつぶやきに勇気をもらいました。

これについてもまた調べたいところ。

▶とても率直で信頼できるツイートだなと思いました。

 

私がこうやってブログに書くのも、結局産んだから書けているところは、やっぱりあると思うから。どこかで「産んだんだから中絶しようと思ったっていう心の内くらい話しても罰は当たらないでしょ?」って。

 

人の心はほの暗い。

 

 

▶3人目出産後、生理がきて私は思った以上に動揺しました。

恐怖が奥からあふれだしてきて居てもたってもいられなくなってしまって。

 

この方のように、私も「私の人生は台無しになる」と思っていた。

今は、、、台無しとは思っていません。

 

けどこのことを考えると崩れ落ちそうになる心があることも、わかってる。

 

私は私のために、今後のことを考えなければ。

「俺パイプカットしてもいいし」と言ってくれるかもしれないけど、本当に妻を思って行動に移せる男性はほぼ居ないと思ってる。

 

ピルやミレーナ、選択肢についてもまた記事にします。

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