【2日目】大型犬カフェに行くぞ!!
一番上の姉は「柴犬を買う」ことを目標に生きている。
事情があってなかなか踏み切れずにいるが
最近図書館でしょっちゅう犬の本を借りている。
毎回柴犬の表紙なので同じ本を借り続けてるのかと
思ったらちゃんと毎回違う柴犬の本だった。
そうやって気持ちを温めているのだろう。
そんなわけで柴犬カフェに行こうと思ったが
いろいろな評判を聞くと躊躇う気持ちもあり、
せっかくなら大型犬カフェに行こう!となった。
ほっとひと犬HP
ドアを開けた瞬間犬の匂いがする。
保護猫さんをたくさん飼っている方の家に
行ったことがあるが、あれとは違う。イッヌの匂いだ。
姉に促され予習もしてあった我らは
犬たちのご登場にワクワクが止まらない。
そもそも私たちは子どものころ柴犬を2代飼っていた。
1代目はごま柴、2代目は赤いので、
2匹ともタヌキ顔のかわいい子たちだった。
少々気難しいところもあったが柴犬特有の可愛さに魅了された
3姉妹にとってあのどっしりとしたフォルムが犬であって
「椅子からおりて内臓破裂して死んだんです」という超小型犬の話を
聞いてもにわかに信じがたく
超小型犬の魅力はあまりよくわからないままだ。
子どものころ動物のお医者さんを読んだのも大きかった。
“大きくて怖い見た目のわりに小心者で心優しい”という
チョビのかわいらしさのおかげで
「散歩やエサ代を考えると無理なのはわかってるけど
飼えるなら大型犬を飼ってみたい」
という気持ちが3姉妹の中にはほのかに存在しているのだ。
わっさわっさと触れられるお犬様たちにテンションが上がり、
ここぞとばかり店長さんに大型犬の疑問をいろいろ聞いた。
そもそもこの一軒家は店長さんの持ち家だった。
前職が金融業という彼は、確かに犬カフェの店長にしては
雰囲気が変わってると思っていた。
6匹の大型犬は全員彼の飼い犬で、訓練も彼が行っていた。
一通りおさわりし、質問を終え時間終了~。
結論「私たちは大型犬を飼うことができない」
今回の経験で3姉妹はどう考えても自分たちに大型犬を飼うことは
できないことを身をもって知った。
まずもってでかい、でかすぎた。
重さが半端じゃない。ちょっと死の危険を感じる。
毛も尋常じゃない。よだれがすごい子はすごい。
…そして妹がぽつりと
「行ってみてわかったけど、私は私を見て寄って来てくれる犬が
好きだ。
大型犬カフェの犬は確かにどこを触っても怒らないし
撫でさせてはくれるけど私を見てなくてスタッフさんを見てる」
これは姉妹同意見だった。
誰でもいいわけじゃないの。あなたがいいのよ。
最後はヌン活!香港ヌン活だ!!
子どもがいたらできないといえば
アフタヌーンティーでしょう。
ほんとは行きたかったのはここ。
ASAKO IWAYANAGI SALON DE THÉ

以前名古屋で友人と行ったときはホテルでも4000円くらいだったと
記憶してたけど今のアフタヌーンティーはこんな感じなのか…。
東京在住の妹に聞くと「感覚マヒしてるからこんなもんだと思ってた」
とのこと。
物価高と都会価格コワイ。
結局予約がとれず東京駅の香港アフタヌーンにしたんだけど。
あんまりアフタヌーン感ない

接客も雰囲気も全体的に残念ではあった。
でも焼きそばみたいなのは美味しかった、もっと食べたかった。

帰路につく
とても楽しい旅行だった。
3姉妹で東京旅行はなにげに初めてだったから
思い出にもなった。
気を使うことなく「やっぱこれ気になるから戻りたい」とか
「あれ見たい」とか言えることや、
「お腹すいた」「私はそんなすいてないけどどっか入ろか」と
お互い言い合えるのは本当にストレスがないことで
私みたいな人間にとってはありがたいことだった。
普段、私は10時間くらい子どもと寝るのに朝起きてだるくて
日中もすぐ横になりたくなったり眠くなったりする。
特に子どもが帰ってくるとなったときの眠気がすごくて
あくびばっかり出るときがあるんだけど(拒否反応か?)
東京では睡眠が短かった(なぜなら妹の収納を見直して掃除とか
してたから笑)のに、あくびが出ることはひとつもなかった。
NOストレスとはこのことか。
あー楽しかった。また行きたい。
おわり