デートDVで彼氏を訴えた女の体験談。刑事告訴で証拠として使えたものをまとめたよ。

今現在これを見てる人が殴られたり蹴られたり心を大きく傷つけられてないことを祈りつつ、戦う準備をしようと一歩を踏み出せた人のために記事残しときます。

ぽつりぽつりと自分のDVやモラハラされた体験を残していこうと思ってるんですが、なかなか気の乗らない内容なので少しずつ進めていきたいと思います。

刑事告訴の際、ちゃんと調書に乗ったものをまず3つご紹介。

 

①被害当時の写真

わたしの場合、1番酷い暴力を振るわれたのが足だったんですが、あまりのビジュアルだったので数日間経過を写真に撮っていました。

(別に証拠として残しておかなければ!と思っていた訳ではありません)

 

便利な時代なので、いつどこで撮られた写真なのか端末にちゃんとデータとして残されます。

この詳細情報の載った画面が証拠として使ってもらえました。

 

端末をパートナーにチェックされる人は、隠しフォルダを作ったり、フォルダにロックをかけられるアプリなんかもあるので調べてみてください。

あとはクラウド系サービスを使って端末からは写真を消してしまうって手もあります。

代表的なサービスだと、GoogleフォトやiCloudなど。ぜひいろいろ調べてみて証拠を安全に保持しましょう。

 

②友人に初めてDVを打ち明けたときのLINE履歴

前述の蹴られた翌日だったか翌々日に友人と遊ぶ約束をしていました。

ところが足はパンパンで真っ青だし、ストッキングも履けないほどの痛みがあり、何よりメンタルがゲッソゲソでした。

加害側の彼に会ったこともあり同棲していた家にもたまに遊びに来ていた本当に仲の良い友人だったため、ついにここで打ち明けてました。

まずその日遊ぶことが難しくなったこと、なぜなら彼に暴力を振るわれたこと、というのを写真付きで送ってました。

わざわざ写真まで送ったのは、本当に辛すぎてただただ慰めてほしかったんだと思います笑

ヤバイやつという話はほんのりしていたので彼女も「ついに・・」「別れてほしい」などと言ってくれました。(私のことを思ってくれる人のことをなぜ聞けなかったんだろうと今なら思いますがそれはまた別の話)

 

こちらのLINEのトーク履歴もまるっと証拠として採用されました。

結構会話すべてを証拠として使われたのでまぁまぁ恥ずかしかったです()

(気を許してる友だちだから仕方ないんですけど、頭は悪そうな上に、ものすごく典型的な“DV彼氏から離れられない女の会話をしていました笑)

 

③病院で出してもらった診断書

当時わたしは診断書を取りに行く気なんてさらさらありませんでした。

警察に行く気なんてもちろん頭に無かったです。

ただ「このままエスカレートしたら死ぬかも」という漠然とした不安がじっとりと付きまとっていて、メンタルが死にかけてました。

本能的に逃げなきゃという気持ちと余裕の無さから、会社の社長を呼び出してすぐに話しをしました(こういうところ無駄に行動力ある..ただ悲劇のヒロインしたかっただけかもしれないけど)。

 

こういうことがあって、このままだとまずいので早急に引っ越し先探して職場変えて姿くらまそうと思います、と宣言しました。笑

私の足を見て、社長絶句。

ここで社長の口から、「これはもう傷害罪じゃないか…という言葉が出てきました。

私の中にはいっさいなかったワードです。

急に目が醒めたような、頭を殴られたようなかんじでした。

「病院行っておいで」と勧められてそのあとすぐに会社を抜けて病院に行ったのでした。

 

診てくれた先生に「どうしましたか?」と聞かれ「パートナーに蹴られました」と言ったときの惨めな気持ちは一生忘れません。

先生も看護師さんもハッとして黙ってました。

それもまたすごく恥ずかしくて、辛かったです。

先生はレントゲンを取ったあとに静かな口調で「少し長めに書いとくからね」と言ってくれました。

 

ちなみに診断書を家に持ち帰ることは絶対にしませんでした

見つけられたときのことを考えたらとてもじゃないけどできず。

会社のデスクの鍵がかけられる引き出しに入れてました。

 

ここまででわかる通り、彼以外の登場人物は全員まともで優しいんですよね。

ほんと自分は馬鹿だったと今でも思わされます。

証拠として使えなかったもの

暴力を振るわれた後、ずっとめそめそ泣いてた訳ではありません。

彼とは何度も話し合いをしようと試みました。

 

社長と話してから証拠集めの意識が湧き出てきていたので、録音にて発言を引き出そうともしました。

警察いわく、「あのとき蹴ったじゃん?」「うん」くらいの会話だと証拠としては使えないと言われました。

じゃあどういうものが証拠として使えるかと言うと.

 

「誰が誰をどこでどうした」という(馬鹿みたいな)発言を本人にさせないといけないらしいです。 

 

 

ということで私が経験したことだとこれくらいです。

 

現行犯でなく、外で暴行にあった場合は防犯カメラや第三者の目撃証言があれば証拠として使ってもらえます。

ただ警察はその証拠取りをやってくれないので自分で動く必要があります。なんで被害に遭った方がこんなに頑張らなきゃいけないんでしょうか。

思い出すだけでむかつきますが・・

 

他のケースについても少し調べてまた追記できたらと思います。

DVネタについてはまだまだ記事にする予定があります。

 

もしなにかあればTwitterやサイトDMから御連絡ください。

わたしで良ければ話聞いて一緒に怒ったりすることくらいならできますので。

・・・無力!

Share:

人気記事

最新記事

サイト内検索

検索
カテゴリー
アーカイブ

こんな記事も読まれています