子どもの失敗に親はどう向き合うかという特集がよかったのでメモしとく

フリーペーパーにのってた特集が面白かったので抜粋してメモ残しておく

年長の娘 

・年少のころからジャンケンすら嫌がる

・年長になると「勝ち負けがあることはしたくない」と宣言

・勝ち負けがあることをする、と聞くだけで最近は泣き出す。負けたら必ず泣く

・ただし自分が勝てば上機嫌である()

・努力家でわりと器用ではある

 

年少の息子

・自分ができそうにないことは参加しない慎重派

・ただ全く興味がないわけではないので周りが忘れたころにやってたりする

・辛抱強くない。器用でもない

・「こんなことできない」とあっさり言ってやらないときも

・4歳らしく、誉めると「なんでもできるよ!」と無敵な発言をする

 

【失敗するとかんしゃくを起こすタイプには】

◇やりたいことが明確な一方、自分の実力不足がわからず、理想と現実のギャップに苦しんでいるタイプ。

やる気があってがんばったからこそかんしゃくを起こしているので「失敗して嫌だったね。でもがんばったよね」と受け止めることが大事

例)お絵描きの途中で思ったように描けなくてぐちゃぐちゃに塗りつぶし「もうやりたくない!」と言い出す

⇒気持ちを受け止めて切り替えを。

「なんでぐちゃぐちゃにしたの?」と問い詰めず、「またやってみよう」とさらっと受け止め、次につなげる

 

 

この場合「もう一回やろ」はもう通用しないと思うんだけど(キレてるから)、「短気で大丈夫かな」と不安にならずこんなもんかと受け流せばいいらしい。

 

得意なものや好きなもの描こうか、と意識を別に向かせたり、それも無理ならやめたらいいんだね。

例)習い事のテストで落ちると泣いて悔しがるくせにアドバイスを聞こうとしない

⇒「悔しがる割には何もしない」のは目標に向けてすべきことを考えるのは難しい幼児期には一般的な姿。幼児期から児童期にかけて発達するので長い目で見守る

●わかる~!!

先日一輪車ができなくて泣く娘に「泣いててもうまくできないよ。何度もやるしかない(ド正論)」と話をしましたが、通じるわけないのか。先の見通しが持てるまで気長にね…気長…。

例)丁寧にやればできるのに面倒くさがって力技で進めて失敗する。失敗したら決まって「ママのせいだ」とかんしゃくを起こす

⇒雑にするのは幼児の一般的な姿。面倒くさがるのは、本人のやる気が高まらずやらされている感覚が強い可能性も。子どもが自分でできるようなヒントを出し、結果はどうあれ、がんばったことを誉める

●面倒くさがって失敗はあるあるですね。大人でもあるよね。

詰め替えを横着してどばぁって床に散らばすとかさ。せめてシンクでやればいいのになぜそこでやったんだ私よ。

 

「じゃあこうしたら?」というヒントを与えるか・・もうそれを聞く余裕が子どもにあるかは謎だけど、そういえば年少の担任の先生もこんなこと言ってた。

 

できないことがあったとき、

「これ問題が悪かったね!○○ちゃんが悪いわけじゃないよ!こっちに変えてみよ!」

と必ず言うようにしてたって(ベテランの先生)。

 

何かダメなことがあってもそれは自分のせいじゃない、という自己肯定感を下げない教育法。ほんといい先生だったなー

 

わかってるけど難しい。

でもさ、「結果じゃなくプロセスに着目しよう」って教育法ってうまくいくか??

少なくともうちの子には通用しないです。

「一番がいいに決まってるじゃん…!」とキレられます。ソウダネ。

 

年長のとき担任の先生にこの話をしたら、

 

「実際子どもの方がシビアで、親より結果にこだわりますよ(笑)。

大人だってできるなら一番取りたいですよね、そのためにがんばったんだし。

 

だから説得しようとかじゃなくて『がんばってるの知ってるよ』って伝え続けるしかないと思いますけどね」

 

と言われなるほどなと思いました。マジで子育て気長すぎる・・

【かたくなに失敗を避けようとするタイプには】

◇こだわりがしっかりあるタイプで、親の「やらせたい」という意図や「やればできるのに」という思いを読み取って余計やる気を失っている場合も。何気なくプレッシャーを与えていないか振り返って。

例)「ぼくはまだ小さいからできないよ」と言ってプールの顔付けをかたくなに拒否したり、自転車の練習をしない

⇒無理にやらせずこのまま終わってもいいですが、近くて親が楽しそうにやってみるのという手も。見るだけでも間接的な参加になって意味があるし、子どもも興味をもつかも

例)最初に「失敗しそう」とマイナスイメージを持ってしまうと、何を言っても聞く耳を持たず頑固に「やらない」と拒否

⇒そばに親がいると気になってできないという場合も。「じゃあ一人でやってみる?困ったら呼んでね」と伝え家事などしながら寄り添って

●無理だと思うわ~…と一瞬頭によぎったけど、そう言って諦めてたら何も始まらないよね。

 

冒頭にも買いた通り年少の子がまさにこれなんですけど、基本やる気がないのにやらせても無駄、とは思います(単に説得が面倒なだけでもありますが)。

 

ただ、本当に興味がないのか、できないからしたくないのか、を見極めるのは大事か。

 

「失敗を恐れて踏み出せないんだな」と感じるなら、ことあるごとに話題にしたり、YouTubeで見せたりして、きっかけを何度も作ってあげる。

 

食いついてきたら間髪いれずにやらせる、これしかない。いやまじしんどいわ親。

しかしなんでもいいから「できる」っていう体験や自信をもって欲しいのが親心よな…。

 

【ぐずぐずしてなかなかできないタイプには】

◇慎重で敏感なタイプの子どもで、失敗した体験にとてもショックを受けている可能性がある。まずは子どもに自信をつけさせるため、さりげない手助けをして小さな成功体験を積み重ねよう

例)以前 鉄棒で前回りをして落ちたことがあり、なかなか練習してくれなくなった

⇒すぐ再挑戦は難しいので、やりたがる運動を楽しむことから始めましょう。スモールステップで挑戦を

例)勝敗が決まる遊びになると「負けるから、うまくできないから」と言ってなかなか参加しようとしない

⇒特に4~5歳のはじめごろは勝負にこだわる時期。「がんばったから勝っても負けてもいいんだよ」と繰り返し伝える。幼い子ほどゲームと現実を混同しがちだが成長するにつれて徐々に切り替えられるようになる

●もうすぐ7歳になるというのに全然切り替えれないんですがどうしたらいいのでしょうか…。

 

1月の保育参観では負けが怖いとか悔しいとかで3回泣いてました…先生にせっかくお父さんが見に来てくださったのに申し訳なかったと謝られました…(笑)。

 

小学生になったら勝ち負けなこと増えるような気がしますが、その都度泣いて乗り越えてもらうしかないんですかね。

 

泣きすぎて女子たちにウザがられたりしないんだろうかとか、親はそんなところも心配です。勝てば調子乗りな発言もするし。

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁ。ため息しか出ない。

【こだわりが強く失敗を認められないタイプには】

◇自分の結果をよくわかっており、人から見て成功しているとしても自分の思い通りでないと満足しないタイプ。でも完璧主義すぎると間違える自分を許せず苦しくなってしまうので、子どもが失敗しても親はおおらかに受け止める姿勢を

例)ぬりえにハマっていますが、少しはみ出しただけで怒って泣いたりして「消しゴムで消して」と言う

⇒「ちょっとぐらいはみ出てもいいんだよ。でも消すんだね、わかった」と言って消してあげて。親は子どもと一緒にがっかりし過ぎず、あっさりとらえることがポイント

例)なんでも見本通りにやりたがる息子。絵も先生のお手本通りに描かなければと思っているみたい。もっと自由に表現しいてほしいけれど…

⇒見本通りにやろうとするのは素晴らしいこと。「お手本を見て一生懸命描いたね」と誉めてあげよう。創造性は徐々に育つもの。児童期ごろには自分なりのものを作りたいという気持ちが育つでしょう

●私も想像力そんなになかったから思うけど、お手本があるならそれ通りで一生描き続けたら楽だよね。それじゃダメなのかなぁ。

 

いやダメなんだろうけど。想像力ってすごく苦手なことばだわ苦笑。

無いとダメな子、ってレッテルを貼られそうなワードっていうか。

 

日本人的な発想かな。

 

最後に。「失敗を嫌がるのは成長の証」

・2歳前後ごろまでは結果にこだわらないので失敗をあまり気にしないもの

・成長に伴って目指すイメージがクリアになって現実との齟齬が生まれる

・親の期待に応えたいという気持ちを抱く

・「失敗を避けようとする」のは「慎重さがある」から

・「かんしゃくを起こす」のは「自分の中にイメージがしっかりある」から

⇒失敗も子どもの心の成長の糧になると思って温かく見守ろう

親の失敗する姿を見せるのも◎

 

 

●つまるところ、深刻に考えない。一喜一憂しない。そっかそっか~と受け流す。

 

・・・

 

・・・

 

 

それができたら苦労しない!!!!(((o(*゚▽゚*)o)))

 

けれどもこういうものだ、と心に留めておくのは大事なのでメモしておきました。

 

卒園式で園長先生にさりげなく「肩の力を抜いてね」とアドバイスされた娘。

自分を見ているようでつらい…!

 

どうにか娘も息子も過ごしやすくなるように、このメモを残しつつ、自分の健康を大事にして(体が元気じゃないと余裕がなくなるからさ)、いきたいと思いました。

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